■熊本県の結納について■
品数 7、9品
結納金の名称 結納料、茶金
結納金の金額  
結納金額の基準 月給の3ヶ月分
品目 目録、熨斗、結納料、柳樽、芽出鯛、友白髪、子生婦、寿留女、結美環、寿恵広、葉茶
特徴  
結納及び結納返しのしきたり  
結納を納める前に行う儀式  
結納について
目録  
一、熨斗 壱連
一、寿恵広 壱対
一、結納金 壱封
一、友白髪 壱対
一、御知家 壱台
一、寿留女 壱台
一、子生婦 壱台
一、家内喜多留 壱荷
一、賀慶鯛 壱掛
  以上
右之品々幾久敷芽出度御寿納下され度候也
結納時の土産について  
家族書、親族書について  
結納当日について  
お返し結納について  
荷物納め及び土産について  
結納から結婚式までに行われる儀式 手拭の片隅を三角に食紅で少し染めたのを肩にかけ、荷送りの当日、婿方の本人の兄弟か親戚が嫁の家に取りに行く。又茶のみと称して近所、親類の女性を招いて道具披露の席をもうける。
熊本県(八代市・水俣市・人吉市・天草方面)
婚礼の一週間前の吉日を選び、嫁方の下仲人が荷宰領となり、荷目録飾りセットを準備しこの飾りと共に嫁入道具を持参する。婿方では荷目録拝見の上、荷宰領に荷受書を手渡しその後、御礼の祝宴を行う。運転手、手伝人には祝儀を出す。
結婚式について 結婚式当日に仲人夫妻が揃って嫁を迎えに行く事が多い。
仲人への御礼  
出産について 嫁の里より妊娠五ケ月目の戌の日に晒一反と土産又は金封(御祝)を持参する。七夜祝には赤飯をたく。